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    予防接種

    予防接種とは

    当院では、自治体が実施する定期接種や、個人の判断による任意接種を提供しています。ワクチンの接種を通して、感染症に対する免疫力を得て、病気の発生・重篤化を防ぐことができます。予防接種は、患者様の希望や社会的状況、または環境の変化に合わせて行われます。ご予約やご質問をされる際は、お電話からお問い合わせください。

    予防接種に際しての注意事項

    • 予防接種を受ける前には必ず、自治体から届く案内や配布されるパンフレットを熟読し、ワクチンの必要性、効果、副反応について十分に理解してください。さらに詳しい情報につきましては、厚生労働省のHPにもありますので、そちらもご覧になることをお勧めします。
    • 接種日に体調不良になった場合は、接種を受ける前にお電話ください。体調によってはワクチン接種を見送る可能性もあります。
    • 未成年の方が接種を受ける際には、保護者の同意が必須です。保護者の方は、必ずお子様と一緒に来院してください。
    • 予診票と保険証を持って受診してください。お子様が接種を受ける場合は、母子手帳と医療費受給資格証の提示も忘れずにお持ちください。予診票を事前に記入していただきますと、接種時の待ち時間が短縮されます。院内でも予診票をご用意しておりますので、来院時に記入していただくことも可能です。
    • ワクチン接種後は、軽めの運動や入浴でしたら問題ありませんが、接種部位は清潔に保ち、圧迫やマッサージを避けてください。

    当院の取り扱いワクチンと費用

    成人予防接種(16歳以上)

    ワクチンの種類 費用(税込価格)
    インフルエンザ(成人) 3,700円
    高齢者用
    インフルエンザ
    (公費負担の
    自己負担額)
    2,300円
    コロナウイルス
    (成人)
    14,980円
    高齢者用
    コロナウイルス
    (公費負担の
    自己負担額)
    3,000円
    おたふくかぜ
    (ムンプス)
    5,500円
    子宮頸がん
    (4価、ガーダシル)
    18,000円
    子宮頸がん
    (9価、シルガード)
    29,800円
    肺炎球菌
    (成人、プレベナー13/PCV13)
    (自費)
    12,100円
    肺炎球菌
    (成人・ニューモバックスNP/PPSV23)
    (自費)
    8,800円

    肺炎球菌
    (成人・ニューモバックスNP/PPSV23)

    (公費負担の
    自己負担額)

    ※金沢区の助成を
    利用される際は、
    区から送付された予診票をご提示ください。

    3,000円
    水痘
    (水ぼうそう)
    6,600円
    水痘
    (帯状疱疹/
    シングリックス)
    21,000円
    B型肝炎
    (成人・HBV)
    5,500円
    日本脳炎
    (ジェービック)
    ご希望の際は
    ご相談ください
    麻疹・風疹(MR)
    ※自費
    8,800円

    風疹ワクチン

    横浜市風疹対策事業

    横浜市では風疹の流行と「先天性風疹症候群」の発生を防止するため、「横浜市風疹対策事業」として風疹の予防接種と抗体検査を実施しています。

    対象者

    横浜市風疹対策事業を利用したことがない中学1年生以上の横浜市民の方で、

    1. 妊娠を希望されている女性(妊娠中は接種できません)
    2. 妊娠を希望されている女性のパートナー及び同居家族
    3. 妊婦のパートナー及び同居家族

    ※1「麻疹・風疹混合(MR)ワクチン」、「風疹単独ワクチン」または「麻疹・風疹・ムンプス混合(MMR)」の接種歴が合計2回以上ある方は対象となりません。
    ※2 横浜市風疹対策事業のご利用は一度限りです。(平成27年度以降に風疹対策事業を利用された場合、再度利用はできません。)
    ※3 妊娠中は接種できません。パートナーとの婚姻関係は問いません。
    ※4 未成年者の場合は、原則として保護者の同伴をお願いします。
    ※5 令和5年4月1日より対象年齢を「19歳以上」から「中学1年生以上」に変更となりました。

    実施期間

    令和6年4月1日~令和7年3月31日

    ※ 抗体検査をする場合は、予防接種を含めて実施期間内に完了できるよう計画的に受診してください。
    抗体検査の結果が判明するまでに数日~数週間かかる場合があります。

    受診に必要なもの

    住所・氏名・年齢を確認できるもの(健康保険証、運転免許証など)を持参ください。

    料金
    麻疹風疹
    混合ワクチン
    1回 3,300円
    風疹抗体検査
    (血液検査)
    無料

    ※最初からワクチンを接種するか、抗体検査後にワクチンを接種するか、どちらか選択可能です。
    ※ワクチン接種後に抗体検査をされる場合は、抗体検査費用は自費でのお支払いになります。

    風疹追加対策事業
    (第5期定期接種)

    対象者

    過去に風疹追加対策事業を利用したことがない昭和37年4月2日~昭和54年4月1日までに生まれた男性の方

    実施期間・内容

    令和元年6月下旬 ~令和7年3月31日まで

    1. 風疹抗体価を調べるために抗体検査(血液検査)を必ず実施します。
    2. 抗体検査の結果、十分な風疹抗体がない方に、麻疹風疹混合(MR)ワクチンの予防接種を実施します。

    ※予防接種を含めて実施期間内に完了できるよう計画的に受診してください。なお、抗体検査の結果が判明するには数日~数週間かかる場合がございます。
    ※紛失等によりクーポン券の再送付を希望される場合は、横浜市予防接種コールセンター(045-330-8561)までお問い合わせください。

    受診に必要なもの

    送付された書類(クーポン含む)と住所・氏名・年齢を確認できるもの(健康保険証、運転免許証など)を持参ください。
    クーポンの持参がない場合、検査やワクチン接種が行えません。
    また、クーポンが送付された住所と現住所が異なる場合も実施できません。(例:クーポンが届いた後に転居された など)

    料金
    風疹追加対策
    事業
    (第5期)
    無料
    (実施期間中は国の補助対象となり、抗体検査・予防接種ともに無料です。)

    ※令和元年度以降にクーポン券を利用した後、再度の抗体検査及び予防接種の費用は補助できません。

    帯状疱疹ワクチン

      帯状疱疹予防
    (水痘)
    帯状疱疹予防
    (シングリックス)
    ワクチンの種類 生ワクチン 不活化ワクチン
    接種回数 1回 2回
    (2回目は1回目の接種から2ヶ月~6ヶ月後に行う)
    予防効果 50〜60% 90%以上
    効果の持続期間 5年程度 9年以上
    副反応 接種部位の痛みや腫れ、発赤など
    (3日~1週間で自然消失します)。
    接種部位の痛みや腫れ、発赤など
    (3日~1週間で自然消失します)。
    メリット ・1回で完了する
    ・費用が安く済む
    ・免疫力が低い方でも受けられる
    ・高い予防効果に期待できる
    ・効果が長く続く
    デメリット ・免疫力が下がっている方には接種できない
    ・効果が長くもたない
    ・2回接種を受けなければならない
    ・費用が高くなる
    料金 6,600円 21,000円

    肺炎球菌ワクチン・
    高齢者費用助成

    65歳からの肺炎予防、
    2種類の接種もおすすめ

    65歳以上の高齢者の方に向けた、年齢に合わせた定期接種や任意接種もご用意しています。
    接種の詳細につきましては、ご自宅近くの役所にお問い合わせの上、ご来院ください。

    プレベナー 自費・任意接種
    ニューモバックス 公費助成・定期接種

    ニューモバックスと
    プレベナーの違いは?

      ニューモバックス プレベナー13
    承認時期 1988年 2014年
    発売会社 MSD株式会社 ファイザー株式会社
    含まれている種類 23種類 13種類
    接種可能年齢 (2歳~64歳)
    65歳以上の方
    (生後2か月以上6歳未満)
    65歳以上の方
    公費対応可能年齢 65・70・75・80など、
    65歳から5の倍数
    2か月以上6歳未満
    価格 8,800円(自費)
    3,000円(公費)
    12,100円(自費)
    接種方法 皮下注射、筋肉注射 筋肉注射
    ワクチンの種類 莢膜ポリサッカライドワクチン 蛋白結合ワクチン
    免疫記憶 なし あり

    ニューモバックスと
    プレベナーのどちらを
    先に接種すればいい?

    65歳以上でニューモバックスが
    公費になる方

    ニューモバックスが公費負担になる場合は、ニューモバックスから接種しましょう。ニューモバックスが公費負担になる方は、65歳、70歳、75歳・・・と5の倍数と決まっています。公費負担の方が先にプレベナーを接種して、投与間隔を待っている間に66歳になってしまうと、ニューモバックスも自費で投与することになってしまいます。
    そのため、必ずニューモバックスの方は公費でニューモバックスが投与できるかどうか確認する必要があります。公費で投与できるか分からない方は、一度ご自宅近くの役所にお問い合わせください。
    一方で、プレベナーのブースター効果を期待する場合は、ニューモバックスを接種してから1年以上空けることが推奨されています。また、プレベナーは1回接種すれば効果が持続しますが、ニューモバックスは5年間で効果が切れるとされています。
    そのため、ニューモバックスを接種して、5年以上経過した場合は、もう一度接種するようにしましょう。ニューモバックスの2回目接種は、プレベナーを接種したかどうかに関わらず、現時点では全て自費になります。
    自費になるのでニューモバックスは1回だけで2回目は接種しないとなると、最初に接種したニューモバックスの効果が無くなるため、非常に危険ですので、必ず2回目も接種しましょう。

    65歳以上で公費負担にならない方

    公費負担にならない方は下記となります。
    どちらを先に接種したら肺炎球菌が予防できるかはっきりとしたデータはないため日本では、どちらを先に接種でもよいことになっています。

    • ニューモバックス→1年後プレベナー→1回目のニューモバックスを接種してから5年以上経過後に2回目のニューモバックス
    • プレベナー→6か月~4年以内にニューモバックス


    しかし、アメリカACIPは2014年9月のMMWR雑誌にて、下記を推奨しています。
    プレベナーを先に接種することでメモリーB細胞を作り、肺炎球菌の莢膜をまず覚えやすくし、ニューモバックスを接種することでブースター効果があるのではと期待されています。
    こちらに関しては臨床ではっきりと示されたわけではないので、今後の研究結果が期待されています。

    • プレベナーを先に接種して、6~12か月後ニューモバックスの接種